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永松 礼夫(ながまつ れお)

 
職名 教授・工学博士
担当科目 コンピュータネットワーク
情報科学実験Ⅰ
情報ゼミナール
総合理学研究Ⅰ・Ⅱ
卒業研究Ⅰ・Ⅱ
分散処理
プログラミングⅠ演習
輪講Ⅰ・Ⅱ
専門分野 分散処理システム,動的最適化,システム評価,スクリプト言語
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「神大の研究室」 永松 礼夫 研究室
 

主要著書、論文

主要著書:「インターネット・リテラシー」(共著、朝倉書店、1998)
主要論文:多重スレッド計算機のための稼働率評価モデル. 計測自動制御学会論文集(永松,出口,1996),計算機演習用ファイルサーバの性能評価 ― 高精度で同期させた一斉実行による方法 ―. 大学情報システム環境研究(永松,若松, 2001),Runtime Software Reorganization by Traditional OS Features. ISPSE2000 (L.Nagamatsu, 2000),An Evaluation of Runtime Software Updating Models: on waiting time for exchangeable state. HC-2003 (H.Sasaki and L.Nagamatsu, 2003).

略歴

1956年生まれ,1980年東京大学工学部計数工学科(計測工学コース)卒,1982年同修士課程修了,1984年同博士課程中退、同年より東京大学工学部計数工学科助手,並列処理システムの研究の研究に従事,1995年4月博士学位取得(東京大学工学系研究科),1995年10月より会津大学情報センター助教授,分散した計算リソースの効果的運用の研究に従事,2005年4月より現職

研究テーマ

並列・分散処理に関連する研究として、並列処理プログラミング言語、マルチスレッド・アーキテクチャの性能評価、専用機の利用環境の開発などの研究を行ってきた。情報センター業務との関連では、サーバの性能評価,分散配置された教室コンピュータの一斉操作や性能ネックの分析、ユーザの行動パターンの抽出などの研究を行ってきた。また、複雑な計算機システムをノンストップで保守するための動的最適化モデルの研究を行っている。それを発展させ、計算機科学者にポピュラーな「自己進化するプログラム」の発想による、新しいシステム構築の枠組みを考えていきたい。

研究内容について

 実装の詳細をつめる工学的センスも必要だが、問題の背景を整理して大局から考えることももっと大事である。より豊かな情報科学の成果を目指し、以下のテーマについて研究している。

「実行中のソフトウエア部品の交換」
 計算機システムは、バグ修正や機能増強のために頻繁に更新したいが、ノンストップ・サービスの要請のためには一瞬でも止めたくない。プログラムを動かしたまま、一部の部品交換をできるような方式について考察している。

「複数の情報表現の上の協調編集」
 例えば、長方形をコンピュータ上で表現するとき、記述言語を用いてbox (X_top, Y_top, X_bottom, Y_bottom) と書きたい人と、GUI上でマウスを使い画面上で直に移動・変形するのを好む人とがいる。このように同じ実体なのに表現が複数あるばあい、表現形式の相互の変換はなかなか難しい。異なる形式を往復しながら情報加工するような共同作業をモデル化しようと試み
ている。

「ファイル統計値の分析」
 コンピュータ中に蓄えられたファイルには、最後に内容を更新した時刻やアクセスした時刻などの管理情報も記録されている。例えば、ひとりのユーザの持つ全ファイルについてタイムスタンプ(時刻情報)を調べ、統計的な分析をすることから、利用者の特性(一度作った文書はどんな頻度で再アクセス/書換えがされるか)を読取る研究をしている。

 
 
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