"Pairing correlation in the three-leg Hubbard ladder -Renormalization group and quantum Monte Carlo studies;" ( J. Phys. Soc. Jpn, 1998)
"Possibility of a first-order superfluid-Mott-insulator transition of spinor bosons in an optical lattice" (Phys. Rev. Lett, 2005)
「朝永-Luttinger 模型の固有値問題」 (数理科学2006年11月号).
1969年栃木県生まれ,1988年足利高等学校卒業,1992年上智大学理工学部物理学科卒業,1994年東京大学理学系研究科物理学専攻修士課程・1997年同博士課程修了 (この間、1996年に学術振興会特別研究員) ,広大(1997-2000),東工大(2000),NTT(2000-02),東大(2002-03),早大(2003)でのポスドク生活を経て,2004年本学科特別助手,2006年専任講師(助教),2008年から現職.
早稲田大学客員研究員を兼務(物理学科栗原研究室と共同研究).
1.1次元電子系(朝永-Luttinger流体論)
2.超伝導、Bose-Einstein凝縮
など、素粒子物理学などとは異なり、システムを構成する粒子の数が多いことが
本質的な「多体問題」を主に研究しています。
「1次元電子系」とは細長い系のことです。量子力学によれば、ある幅より細い系は数学的に1次元として扱ってもよいことになります。1次元系には、電子一つ一つが相互作用しつつも一つ一つの粒子として動いている通常の3次元系に比べて、全体が一つの波の振動のように動く特徴があり、いろいろな現象にその効果が顔を出します。私もその特殊性がどのような場合に現れるかについて研究しています。
「超伝導」は磁石をピン止めして浮かせるものとして有名で、リニア・モーターカーにも近年応用されています。私はその超伝導がどのような場合に生じ得るかの条件や、物質が超伝導に変化する相転移温度などを理論的に研究しています。
また超伝導はある側面において、古くは液体ヘリウム、最近では磁場あるいはレーザー光を用いて閉じ込められた中性原子気体で知られる現象である「ボーズ・アインシュタイン凝縮」と密接につながっています。
私の研究スタイルは、他に出来ないということもありますが、素朴に自分の力でできるをことをできるだけやってみて、意外なことに突き当たるのをひたすら待つというものです。夢はシンプルな系で、深いこと、普遍的なことを見つけることです。
木村研究室では、研究の方針を立てるのは学生一人ひとりの自由に任されている一方で、
各自がそれぞれ自主的に頑張るということを基本的なルールにしています。
木村研では、以下のような人材を募集しています。私のことだと思う学生はぜひお越し下さい。
1.自分で研究したいことをもっている、あるいは、興味深いことを探すことが出来る学生
2.いろいろなことに好奇心をもち、積極性のある学生
3.失敗してもくじけずに頑張れる学生
卒業研究については、テーマの決定は卒業研究に相応しい内容であれば自由です。
私は出来る範囲でアドバイスをする脇役で、卒研生一人一人が主役です。